2018/05/01(火)ubuntu 18.04 インストール (リンク集)

2018/05/01(火)ubuntu 18.04 インストール(10) リモートデスクトップ

ubuntu 18.04にリモートデスクトップを入れたときのメモです。まだ暫定版で、今後変わるかもしれません。

リモートのubuntuに何かさせたいとき、普通は単にsshで、GUIなアプリを使いたければssh -Xで済みますが、稀にデスクトップ全体を転送したいことがあります。それを実現するものとしては、windowsのリモートデスクトップとVNCが有名ですが、素のwindowsで使えるし速度も速いのでリモートデスクトップを愛用しています。

ところで、unityを採用していた最近のubuntuは、リモートデスクトップやVNCのサーバの設定がとても難しいことが知られています。代わりに標準で「画面共有」という機能があるのですが(プロトコルはVNC)、これは本体にログインしている状態でしか使えず、ログアウトしてしまうとリモートからログイン出来ないというとても不便なものです。

ubuntuは18.04になるとき、Xサーバを17.10で導入されたWaylandからXorgに戻したそうで、これはVNCやxrdpとの相性を考えてのことだそうです。また、unityからgnomeに戻った、更にパッケージのxrdpのバージョンが最新になった、ということもあり、xrdpが簡単に使えるようになったのではないかと期待していました。

しかし、いろいろ試したところあまり上手くは行かず、それでも何とかしてみた、というのが以下の記録です。

基本的に、
の記事に従ってやってみました。
sudo apt install xrdp
これで、サーバそのものは簡単に入ります。カーソル回りに不具合があるらしく、/etc/xrdp/xrdp.iniで、
new_cursors=true
を、
new_cursors=false
に書き換える
sudo systemctl restart xrdp
が必要です。

上のサイトによれば、~/.xsessionrc に、
export GNOME_SHELL_SESSION_MODE=ubuntu
export XDG_CURRENT_DESKTOP=ubuntu:GNOME
export XDG_DATA_DIRS=/usr/share/ubuntu:/usr/local/share:/usr/share:/var/lib/snapd/desktop
export XDG_CONFIG_DIRS=/etc/xdg/xdg-ubuntu:/etc/xdg
と書くとgnomeが使えるとのこと。しかし、試してみると、本体でログアウトしておかないと使えないことが分かりました(少なくともうちの環境では)。本体使用中に接続しようとしてもすぐに画面が消えてしまいます。クライアントAで使っている時にクライアントBから接続すると、Aの画面が閉じてBで続きができる、という、windowsに似た動作になります。また、どこかのクライアントで使用中のときは、本体でログイン出来なくなってしまいます。

これでは不便なので、16.04のときと同じく、「MATE」を使う作戦を試してみました。MATEは、「メイト」ではなく「マテ」と読み、gnome2の操作性で軽く、見た目を重視しているということで最近人気があるデスクトップ環境です。
sudo apt install ubuntu-mate-desktop
インストール中、display managerをgdm3とlightdmのどちらにするか聞かれましたが、とりあえずMATEの標準と思われるlightdmにしました (gdm3でどうなるかは未確認)。再起動し、本体の方でログイン時に「MATE」と「Ubuntu(デフォルト)」(gnome)が切り替えられ、どちらでも正常に使えることを確認しました。

まず、/etc/xrdp/startwm.sh を書き換えて、最後の2行のXsessionを起動している場所の前に
exec mate-session (これを挿入)

test -x /etc/X11/Xsession && exec /etc/X11/Xsession (これは元から)
exec /bin/sh /etc/X11/Xsession (これは元から)
のようにMATEの起動コードを挿入します。これで一応動きましたが、起動時に「Could not acquire name on session bus」と変なウインドウが出てしまいます。これは、mate-sessionの起動前に
unset DBUS_SESSION_BUS_ADDRESS
を挿入したら直りました。

16.04のときと違ってキーボードは正常に使えます(xrdpが新しいおかげ)。かな漢字変換は作動しないので、16.04のときに倣ってmate-session起動前に
export GTK_IM_MODULE=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS="@im=ibus"
ibus-daemon -d
を挿入したらうまく動きました。

なお、xrdp接続するとthinclient_drivesというフォルダがホームにでき、接続が切れるとこれがアクセスできないフォルダになってlsの度に警告が出て大変鬱陶しいです。一応ホームで
sudo umount thinclient_drives
とすれば直りますが、面倒です。これを何とかしようと、/etc/xrdp/sesman.iniで、
FuseMountName=thinclient_drives
を、
FuseMountName=.thinclient_drives
に変更
sudo systemctl restart xrdp
として見えなくしました。

18.04でのxrdpに対する期待とは裏腹にかなり面倒なことになってしまいましたが、一つの例として記録を残しました。もう少し賢い方法がありそうな気もするので、少し様子見ですかね。

2018/05/01(火)ubuntu 18.04 インストール(9) その他

その他入れた細々としたもの。
sudo apt install openssh-server
これでsshログイン出来るようになります。
sudo apt install git
後は個人的に必要なもの。
sudo apt install lv
sudo apt install checkinstall
以前あった、bashでccとc++に対してファイル名補完が効かない問題は修正されました。

ホームディレクトリに作られる「ダウンロード」などのディレクトリが日本語だと何かと不便なので、英語表記に直します。
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
として、「Don't ask me this again」をチェックして「Update Names」をクリックします。これでホームディレクトリが
examples.desktop  テンプレート  ドキュメント  ピクチャ      公開
ダウンロード      デスクトップ  ビデオ        ミュージック
から
Desktop    Downloads  Pictures  Templates  examples.desktop
Documents  Music      Public    Videos
に変わりました。元に戻すにはLANG=Cなしで単に「xdg-user-dirs-gtk-update」。

さらに、ふと目を離すとロックされてパスワードが要求されるのが嫌なので、設定→プライバシー で画面ロックをオンからオフに変更しました。

また、警告音がうるさいので、設定→サウンド→音響効果 をオフにしました。

これで大体日頃使っている環境が出来た気がします。Intlabやopenblas関連については後ほど。

2018/05/01(火)ubuntu 18.04 インストール(8) マルチメディア系

研究には全然関係ないけど、マルチメディア系?のいろいろを入れた記録です。
sudo apt install ubuntu-restricted-extras
で、著作権上の制限があってインストーラには入れられないアプリケーション群が入ります。いろいろ聞かれますが、TABキーで選択してOKしましょう。

16.04までは上の操作でflashのプラグインが入りましたが、18.04では次のようにします。「ソフトウェアとアップデート」を起動し、「他のソフトウェア」タブで、「Canonicalパートナー」と「Canonicalパートナー(ソースコード)」をチェックし、
sudo apt install adobe-flashplugin
とします。

市販dvdの再生を可能にするには、15.10からの手順で、
sudo apt install libdvd-pkg
sudo dpkg-reconfigure libdvd-pkg
とします。いろいろ聞かれますが全てOKで。

その他、
sudo apt install handbrake
sudo apt install vlc
sudo apt install ffmpeg
を入れました。

なお、デフォルトの画像ビューアは相変わらず名前が分かりにくいですが「eog」です。

2018/05/01(火)ubuntu 18.04 インストール(7) samba

ubuntuをwindowsから見たファイルサーバにするため、sambaを入れます。
sudo apt install samba
14.04の頃はできたunixへのログインパスワードとsambaのパスワードの共有は出来なくなっているので、次のようにsamba用のパスワードを設定します。
sudo pdbedit -a kashi
home directoryの共有をするため、/etc/samba/smb.conf で、
;[homes]
;   comment = Home Directories
;   browseable = no
の3行のコメント(先頭の「;」)を外し、
# By default, the home directories are exported read-only. Change the
# next parameter to 'no' if you want to be able to write to them.
;   read only = yes

read only = no
に変更します。
sudo systemctl restart smbd
これで、homeがwindowsから見えるようになりました。
OK キャンセル 確認 その他