2015/06/06(土)kv-0.4.21
今回は、一応今までもひっそりと機能はあった、端点特異性を持つ関数の数値積分のコードを大幅に書き直し、機能も追加し、また詳細なwebドキュメントを書きました。端点特異性を持つ関数のうち、
- 除去可能特異点を持つもの。例えば
- ベキ型特異点を持つもので、xpg(x)の形のもの。例えば
- ベキ型特異点を持つもので、f(x)pの形のもの。例えば
- ベキ型特異点を持つもので、f(x)pg(x)の形のもの。例えば
- log型特異点を持つもので、log(x)g(x)の形のもの。例えば
- log型特異点を持つもので、log(f(x))の形のもの。例えば
- log型特異点を持つもので、log(f(x))g(x)の形のもの。例えば
その他、conj(共役複素数)を追加したり、全解探索における反復改良が稀にうまくいかなかったのを直したりしました。
最近少しずつユーザが増えてきて、最新のmacのclangで計算値が正しくないことがありそうとか、win7 32bit環境とVC++2012でddの表示がうまくいかないとか、報告を受けています。実機が用意できなかったりこちらでうまく再現しなかったりしてなかなか直せませんが、極力対応していきたいと考えていますので、こちらの環境(ubuntu 64bit)と異なる環境での動作報告、お待ちしております。