2018/05/01(火)ubuntu 18.04 インストール(8) マルチメディア系
sudo apt install ubuntu-restricted-extrasで、著作権上の制限があってインストーラには入れられないアプリケーション群が入ります。いろいろ聞かれますが、TABキーで選択してOKしましょう。
16.04までは上の操作でflashのプラグインが入りましたが、18.04では次のようにします。「ソフトウェアとアップデート」を起動し、「他のソフトウェア」タブで、「Canonicalパートナー」と「Canonicalパートナー(ソースコード)」をチェックし、
sudo apt install adobe-flashpluginとします。
市販dvdの再生を可能にするには、15.10からの手順で、
sudo apt install libdvd-pkg sudo dpkg-reconfigure libdvd-pkgとします。いろいろ聞かれますが全てOKで。
その他、
sudo apt install handbrake sudo apt install vlc sudo apt install ffmpegを入れました。
なお、デフォルトの画像ビューアは相変わらず名前が分かりにくいですが「eog」です。
2018/05/01(火)ubuntu 18.04 インストール(7) samba
sudo apt install samba14.04の頃はできたunixへのログインパスワードとsambaのパスワードの共有は出来なくなっているので、次のようにsamba用のパスワードを設定します。
sudo pdbedit -a kashihome directoryの共有をするため、/etc/samba/smb.conf で、
;[homes] ; comment = Home Directories ; browseable = noの3行のコメント(先頭の「;」)を外し、
# By default, the home directories are exported read-only. Change the # next parameter to 'no' if you want to be able to write to them. ; read only = yesを
read only = noに変更します。
sudo systemctl restart smbdこれで、homeがwindowsから見えるようになりました。
(2018年12月10日追記)
/etc/samba/smb.confで、valid users = %Sを有効にしないと、ユーザの誰かが認証したとき他のユーザのファイルも見えてしまってまずそうな気がします。
2018/05/01(火)ubuntu 18.04 インストール(6) apache, php
sudo apt install apache2いくつかのモジュールを有効化します。
sudo a2enmod userdir sudo a2enmod include sudo a2enmod cgid sudo systemctl restart apache2これらは、実際には/etc/apache2/mods-availableにあるファイルから/etc/apache2/mods-enabledへリンクを張っていて、mods-enabled以下のファイルが設定に読み込まれるという仕組みです。
次に、自分のよく使う設定をしていきます。public_htmlの有効化とcgiの有効化です。デフォルトで使われている設定ファイルは/etc/apache2/sites-available/000-default.confですが、これをを適当な名前 (custom.confとした) でコピーして設定することにします。
<IfModule mod_userdir.c> UserDir public_html UserDir disabled root <Directory /home/*/public_html> (ここは各自違うと思う) </Directory> </IfModule> <IfModule mod_mime.c> AddHandler cgi-script .cgi </IfModule>を(<VirtualHost *:80> </VirtualHost>の中に)加えます。
public_html以下の設定は、ユーザを最大限信用するなら、例えば、
AllowOverride All Options All Order allow,deny Allow from allのような感じでしょうか。
sudo a2dissite 000-default sudo a2ensite custom sudo systemctl restart apache2で、000-defaultを無効化し、customを有効化します。
さらに、自分の好みで、public_html以下に置いたcgiはそのディレクトリのユーザの権限で動くようにする、suexecを設定します。
sudo apt install apache2-suexec-custom /etc/apache2/suexec/www-data の2行目を、public_html/cgi-bin → public_html に。 sudo a2enmod suexec sudo systemctl restart apache2次にphpの設定。7.2になりました。
sudo apt install php sudo apt install libapache2-mod-php /etc/apache2/mods-available/php7.2.conf で、php_admin_value engine Off をコメントアウト (ユーザのpublic_html以下でphpを使えるようにする。) sudo systemctl restart apache2動作確認は、ホームに public_html/phpinfo.php を
<?php phpinfo(); ?>の内容で作成してブラウザでアクセスしてみると分かるでしょう。
最後に、logrotateの設定を。/var/log/apache2 以下のlogが、デフォルトだと14日しか保存されないので直します。/etc/logrotate.d/apache2 の中の、
daily rotate 14という行を、
monthly rotate 120とし、10年間はもつようにしました。
2018/05/01(火)ubuntu 18.04 インストール(5) プログラミング系あれこれ
C++
sudo apt install build-essentialこれで、gccなど通常のbuild作業に必要なものが入ります。gccは7.3でした。
sudo apt install clangclangは6.0が入りました。
sudo apt install libboost-all-devboostはやっぱり要る。1.65が入りました。
Java
sudo apt install default-jdk sudo apt install icedtea-pluginopenjdkの11が入りました。今更要らないでしょうけどJava Appletのプラグインも。
lua
sudo apt install lua5.2 sudo apt install liblua5.2-dev sudo apt install luajit
fortran
sudo apt install gfortran
python
この時点でpython2, python3は既に入っており、単にpythonと打つとpython2が起動しました。一応2と3両方で環境を整えることにしました。開発用ライブラリ、numpy, scipy, matplotlib, ipythonを入れます。sudo apt install python-dev (既に入っていた) sudo apt install python-numpy (既に入っていた) sudo apt install python-scipy sudo apt install python-matplotlib sudo apt install ipython sudo apt install python3-dev (既に入っていた) sudo apt install python3-numpy sudo apt install python3-scipy sudo apt install python3-matplotlib sudo apt install ipython3ついでに最近流行りの。
sudo apt install jupyter-notebook
R
sudo apt install r-recommended3.4.4が入りました。
octave
sudo apt install octave sudo apt install liboctave-dev4.2.2が入りました。liboctave-devはIntlabを使うときに必要になります。
javascript
sudo apt install nodejs
gmp,mpfr
sudo apt install libgmp-dev sudo apt install libmpfr-devそれぞれ6.1.2と4.0.1が入りました。
-m32で32bit binaryを作れるように
sudo apt install gcc-multilib sudo apt install g++-multilibとりあえずここまで。octaveやnumpyに関係するatlasやopenblasは後で。
2018/05/01(火)ubuntu 18.04 インストール(4) vim
sudo apt install vim日本語の漢字コードの異なるファイルを自動認識するように、/etc/vim/vimrc.localを
set encoding=utf-8 set fileencodings=iso-2022-jp,euc-jp,sjis,utf-8の内容で新規作成しました。もちろん~/.vimrcでもOKです。
これで、デフォルトのコードがUTF8になり、JIS、EUC、SJISコードのファイルも自動認識して編集できるようになります。
追記(5/24)
18.04から、vimが賢くなってファイルの拡張子に応じて自動でインデントしてくれるようになったようです。しかし、自分はエディタが勝手に何かするのがとても嫌いなので、set encoding=utf-8 set fileencodings=iso-2022-jp,euc-jp,sjis,utf-8 filetype indent offのように自動インデントをオフにする設定を加えました。この設定はどういうわけか/etc/vim/vimrc.localでは効果がないようで。~/.vimrcに書くことにしました。